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平日の夜に訪れました。住宅街の一角でひっそり営業してますが、仕事帰りの地元の方が多くいました。日帰り専門で大人料金は500円、600円という時代もあったそうですが、現在は380円と銭湯価格です。

内湯は大きめの浴槽1つ(一部ジャグジー・ジェットバス)に、サウナ・打たせ湯・水風呂があり、なかなか清潔感があります。以前はシャンプー等の備品もあったそうですが、現在はありません。銭湯価格ですからね。

いただいた名刺は、席順に並べる。これが大人のマナー。浴槽に入る前に体を流す。これも大人のマナー。ということで体を流し浴槽へ。

無色透明の特徴のない単純温泉で、かなりの循環湯だなぁというのが率直な感想。ガラス越しに露天が見えるが、人口密度が濃そうなので、5,6人出てくるまでジャグジーで気を紛らわす。

露天のほうに出る。湯が茶色い。ここでやっと気付く。露天だけ温泉だということに。そして380円にも納得する。さっきまで単純温泉だとか、かなりの循環湯だとか考えてた自分が恥ずかしい。

いつも通り、注湯口の真横の位置をキープ。zettoの定位置だ。湯が並々と注がれている。熱くて気持ちいい。端のyoung2人組はぬるいと言っている。zettoのbodyが湯の流れを遮断しているのであろう。だが違法性はない。でもさりげなく熱い湯を送ってやった。これは大人のマナーというよりzettoの「やさしさ」だ。

バファリンの半分は「やさしさ」でできてるというが、成分をよく見ると実際には「やさしさ」という物質は入っていない。よく見なくてもわかる話だが。その点zettoは、よく見なくても3分の1は「やさしさ」でできてるのがよくわかる。いわゆる3分の1の純情な感情ってやつだ。

い~い湯だ~な♪あははん♪

湯はコーラ色で塩気があり、においはあまりしない。眺望はほぼゼロ。端のほうは寝湯になってて、おじさん達が占拠している。自然と目が合う。浴槽の周りも人でいっぱいで、これまた自然と目が合う。目のやり場に困る。みんなそんな感じ。真ん中でみんなに囲まれてる人が1番かわいそうだったが。

風呂を上がる。予想通り循環、加温の表示。恵庭で温泉に入れるだけでも良しとしなければ。それにしても温泉は露天だけなのに随分大事に使ってるもんだ。よほど湯量が乏しいのだろうか。

風呂場を出ると広い休憩スペースやメニュー豊富な食堂もあり、入浴後ゆっくり過ごすにはなかなかいい。食堂のラストオーダーは20:45。風呂の営業は23時まで。恵庭市民に愛されている温泉でした。

~備考~
ナトリウム-塩化物泉
加温・循環(露天のみ温泉)
北海道恵庭市恵南4-1

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