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登別温泉から車で20分程で行ける山間の温泉、カルルス温泉へ日帰りで行ってきました。有名だけど登別で満足しちゃって、わざわざ足を運ぶ人は少ないと思う。地味に拙者もカルルス初上陸である。このカルルス地区は、ほぼ100%一人の地主さんの土地だそうだ。そして、この地主さんが大手ホテルグループの進出を拒み続けてきたおかげで、現在も自然豊かで静かな温泉地が残されているのである。だから温泉街というより、ひとつの小さな村という感じで、宿は大小あわせて6軒、民家が数軒。

宿選び。カルルスはどの宿でも日帰りを歓迎してくれてるとは思うが、日帰り「大歓迎」の看板に誘われオロフレ荘に決定。人生、歓迎されることはあっても、大歓迎されるのはそうそうない。財布を拾って、心の中で葛藤しながらも、御丁寧に交番に届け、持ち主が見つかり、持ち主から感謝の一報が入る。そして謝礼をもらう。それ位の確率だ。

…。

フロントのおばちゃん AT HOME! 拙者、堅苦しい接客は苦手なので好感度高し。日帰り500円。無料休憩所あり。早速大浴場へGO! タイル張りで見た目銭湯みたいな感じだが、清潔感があってきれいだ。お湯は無色透明、無味、無臭。それが余計銭湯っぽく感じさせる。入る前に、ここは温泉です、と言われなければ温泉だとわかんないかもしれない。入る前に温泉だとわかって入るので、

『あ゛~、気持ちいい~。やっぱ温泉だよなぁ~』

と、なるわけである。800円と10万円のワインを用意してK島なお美に飲ませる。

XX:『まずは800円のワインをどうぞ。』
K島:『ちょっと酸味が強いのかな。でもおいしいわ。』
XX:『では10万円のワインをどうぞ。』
K島:『わぁ。全然違うわ。とってもまろやかだわ。』

実はK島に内緒で、800円と10万円をすり違えていた。あらかじめ800円と言われれば、800円の味がする。10万円と言われれば、10万円の味がする。それと一緒だ。

お湯の話に戻る。よく旅行雑誌とかにラジウムを豊富に含んでるとか書いてるけど、実際は入ってないそうだ。でも偉大な地主さんと宿のスタッフの愛情はたっぷり入ってる。いいこと言うねぇ、拙者。

………。

湯船は4つ、それぞれ温度が違う。湧水を加水することによって調整してるそうだ。湧水なら許される。それと寝湯。寝てみる。適温だ。拙者は長風呂なので4時間くらい寝れそうな雰囲気だった。そして露天風呂。あまり広いとは言えない。内湯の湯船1つ分のスペースを露天にまわせば良かったのかな。周りは塀で囲まれていて、小さなガラスから家屋と高い木が見えるくらい。でも気持ち良かったので ALL OK! いい湯であった。

結局カルルス滞在は2時間程だったので、拙者にとってはまだまだ未知の世界。湯治客に愛されてる理由はお湯だけではなく、独特の気候風土の作用もあるようだ。詳しくは登別カルルス温泉旅館組合でどうぞ。また来るよ、カルルス。SEE YOU!

~備考~
単純温泉
源泉掛け流し(高温時のみ湧水を加水)
登別市カルルス町7

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