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快晴の日曜日、道の駅「サラブレッドロード新冠」、「みついし」でスタンプを押し、あとは適当に温泉に入ってこようという日帰りの旅です。この辺は太平洋沿岸に鵡川温泉、門別温泉、新冠温泉、静内温泉、三石温泉、浦河温泉とたくさんあります。おそらく全て海岸温泉でしょう。すごく簡単に言えば地下に流れ込んだ海水を沸かした風呂みたいなもんです。ナトリウム-塩化物泉で加温してればほぼ確実でしょう。事前に調べてみました。

鵡川温泉 ナトリウム-塩化物強塩泉、加温
門別温泉 ナトリウム-塩化物泉、加温
新冠温泉 ナトリウム-塩化物泉、加温
静内温泉 含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩泉、加温
三石温泉 ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉、加温
浦河温泉 アルカリ性単純温泉、加温

こんな感じです。強塩泉の鵡川や含硫黄の静内あたりに入ってみたいかなと思いますが、まぁ行きあたりばったりということで…。

(※後に浦河温泉は川の水の使用が発覚し、現在銭湯として営業中。)

「サラブレッドロード新冠」到着。名前のとおり馬関連グッズがウリのようです。隣には昔のレコードが展示してあるレ・コード館がありますが、新冠温泉レ・コードの湯は同じ敷地内にはないようです。まぎらわしい。大きな感動もなく「みついし」へ。ここは良い。温泉、海水浴場、オートキャンプ場、コテージと何でもある。景色もきれい。でもペット禁止。海で犬と散歩するのが何故ダメなんだろうか?きっとペット可にすると馬を連れてくる人がいるんだろう。

気を取り直しツブ焼きを食べる。ぬるい。まずい。ローソンのおでんのツブよりまずい。素材はいいと思うが、ぬるい貝はまずい。今日の直射日光のほうがまだ熱い。基本的に田舎の人は商売っ気がない。田舎に住むとみんな自然とそうなるのでしょうか。まずいもんを食わされたせいで、気を取り直すどころか気を損ねる。気がめいる。ご機嫌斜め。温泉に入ってる場合じゃない。十勝方面へ逃げる。

論外。予定外。想定外。

いや、想定内。想定の範囲内であった。十勝逃亡は視野に入れていた。「コスモール大樹」「虫類」「さらべつ」「なかさつない」。行けない距離ではない。236号線、通称天馬街道から十勝方面を目指す。交通量はほとんどない。むしろ馬のほうが多い。当然自販機もない。水分が欲しければ途中にある翠明橋公園へ。ここは隠れた名水ポイント。この時はおばちゃんが1人、大量に水を汲んでいた。水道代かなり浮きそう。zettoは何も持ってないので空き缶に汲もうとしたら、おばちゃんがご丁寧に空き缶を6回すすいで汲んでくれた。味覚音痴だから味はよくわからなかったけど、とにかく名水です。顔を洗うとツルツルになります。

公園を出ると北海道一長い野塚トンネルがあります。およそ4.2km。長い。トンネルを出てもまだまだ道は続く。長い。何にもない。覆面パトカーに捕まってる人がいる。覆面ってせこい。しかも交通量のないこんなところで。

「コスモール大樹」→「虫類」→「さらべつ」→「なかさつない」と順調に制覇し、午後6時任務終了。今日で十勝地方の道の駅は完全制覇となった。あとは温泉だ。選択肢は十勝川、幕別、ナウマン、晩成温泉。結局来た道を帰ることにしたのでナウマン温泉に決定。

30分後ナウマン温泉着。外装も内装もモダンでシャレてるが、脱衣場だけダサい。客もたくさんいて着替えにくい。近辺に温泉がないから殺到するのだろうか。それとも単に娯楽がないから集まるのだろうか。ド田舎なのにここだけ人口密度高し。浴場に入るとまたシャレた空間になる。ジェットバスやサウナなどもあり、きれいで清潔感がある。ただ客が多くて狭く感じるのが難点。湯は無色透明で41度前後に加温。一部の浴槽以外は循環ろ過式で、露天は明らかに循環。おまけに狭くて眺望もゼロ。そんな中でzettoは30分間じっと入ってた。何故なら長風呂対決を挑んできた奴がいたからだ。

奴:『………。』
Z:『………。』

奴:『ふぅ~。』
Z:『………。』

奴:『………。』
Z:『ふぅ~。』

ちょうど30分後。

奴:『あ~っ!』
Z:『………。』

奴は出ていった。勝った。30分なら軽く朝飯前だが、ひたすら壁だけを見ての30分はとても長かった。気温が高かったせいもある。おかけでこっちはお肌がツルツルだ。循環のことは忘れて気持ちよく帰路へと着いた。夜の天馬街道はFOXがいるので要注意ですよ。

~備考~
アルカリ性単純温泉
加温・循環
北海道中川郡幕別町忠類白銀町384-1

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