忍者ブログ
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

4月中旬の日曜日の夜、日帰りで新登別温泉に行ってきました。タオルを忘れたので登別温泉街のセブンイレブンで購入。旅館にあると思うけど万が一無かったら困るしね。もう春だと思ってたけど、この日は雪が降りました。山道を走ると雪が結構ある。つい先日カルルス行ったときは春の香りがしてたのに。

午後7時50分旅館着。9時までと聞いてたのでちょうどいい。500円。風呂は電気が消えていて誰もいなく、露天への扉が開いていた。内湯は1つ。掛け流しなので熱めである。横に蛇口がありそれで温度調節できるようになっている。足だけ入れて露天に行く。6畳くらいの岩風呂で、ちょうどいい湯加減。ちょっとした仕切りで男女が分けられている。暗くてよくわからなかったが、灰色系の濁り湯で硫化水素臭がする温泉らしい温泉だ。源泉は登別温泉の大湯沼から引いてるらしい。カルルス系の湯を想像していたので何かうれしい(カルルスを否定している訳ではない)。

もったいないから内湯にもつかる。45度くらいだろうか。zettoは52度までは耐えられるので、この程度では加水はしない。加水、加温、循環という言葉はとにかく嫌いだ。でもセロリのほうがもっと嫌い。

誰もいないので泳ぐ。恒例行事だ。ちなみに泳ぎは得意でない…。ついでに国語も得意でない。こうして文章を書いていても、いつも句読点の位置に困る。

帰るときに部屋の前を通ると、「通天閣」とか「心斎橋」とか書いてあった。大阪出身のオーナーの粋なネーミングである。増室したときは「大阪ドーム」とか「甲子園」とかはどうでしょう? 寒い? 寒ければ温泉に入れば?

~備考~
硫黄泉(硫化水素型)
源泉掛け流し
北海道登別市上登別町42-28

PR
登別温泉から見ると、太平洋側に点在する虎杖浜温泉郷の老舗宿。この日は日帰り入浴目的で、午後9時に到着。登別に比べ、割りと夜中まで営業しているとこが多い。なかでもこの宿は、深夜12時まで営業している。立地的には国道沿いにあり、駐車場もかなり広い。その駐車場横にはでっかいお城?がある。中はダンスホールらしい。暗くて見えなかったが、宿の裏手には全36コースの超本格的なパークゴルフ場もあるそうだ。それにしても最近はどこ行ってもパークゴルフ場を見かける。日曜の朝とかテレビでもやってるし。始めるべきなのか…。

玄関に入ると券売機があるので入浴券を買う。500円。時間制限なし、無料休憩所あり。内湯は浴槽3つ。1つずつ温度が違っていて、壁に「41度」とか表示されている。お湯はウーロン茶を薄めた感じの色(表現力が乏しい…)。体を洗ってすぐ露天風呂へと思って、扉を開けたら長い通路だった。知らなかったからちょっとビックリ。その前に、爺ちゃんが死んでたので余計ビックリ。

z:『ウォッ! 爺ちゃん大丈夫か?!』
爺:『あ゛~、入りすぎて汗引くの待ってんじゃよ。』
z:『ビックリしたぁ。露天風呂はあっち?』
爺:『あ゛~、長いから走ってけ゛。』

言われなくても走る。気温5度。小走りで15秒位したらのれんがある。くぐって簡易休憩所?を抜けると庭園露天風呂。誰もいない。寒いからとにかく入る。ヌルい!寒い!慌てて岩を登って隣の湯船にダイブ。というか転げ落ちた。でもそこは天国だった。湯の神はいた。

神:『Welcome to the spa paradise!』
z:『はっ…』
神:『略してスパラ。』

湯の神は、そう言い残し月と共に灰色の雲の中へ姿を消した。湯の神はzettoを見捨てていなかったのだ。

…。

お湯は熱めで気持ちいい。温まって冷静に周りを見渡す。日本庭園風だ。男女合わせて300坪あるらしい。湯船は3つ。一番広いとこがかなりぬるい。夜はかけ流しをストップしてるのだろうか…。湯量は豊富なはずだ…。時期的なもんなのか…。単に広いからか…。でもここは熱い。後から入ってくる人はみんな直接ここに入ってくる。ここを知り尽くしてる近隣の常連が多いのだろうか。もう1つは水風呂。いや、池かもしれない。片足突っ込んでビックリした。竹からチョロチョロ流れてたのは水であった。念のため確認したが鯉などはいなかった。

それと、日本三大美人湯とある…。そもそも定義があいまいだが、一般的には龍神温泉(和歌山県)、湯の川温泉(島根県)、川中温泉(群馬県)と言われてる。念のため三大美人湯なのかを宿に問い合わせたところ、今も変わらず美人の湯をお楽しみいただけますと、微妙なニュアンスで返された。でも美人湯には間違いないと思う。こんな感じでいろいろ疑問も残ったが、気持ち良かったのでALL OK! 自分の中では結構評価高いし、また来たい名湯だ。しかも二泊五食で14,000円と格安な連泊プランもあるそうだ。魅力的。ただ、無料休憩所前の屋台のちょうちんや、屋根にホコリがごっそりあったので清掃には力を入れてほしいとこ。食べ物を扱うとこだし余計にそう思った。衰退気味の虎杖浜を活性化させるには、そういうとこから始めるべきだ。登別というブランド温泉に負けないように頑張ってもらいたい。GOOD LACK!

~備考~
ナトリウム-塩化物泉
源泉掛け流し
北海道白老郡白老町竹浦121-41

登別温泉から車で20分程で行ける山間の温泉、カルルス温泉へ日帰りで行ってきました。有名だけど登別で満足しちゃって、わざわざ足を運ぶ人は少ないと思う。地味に拙者もカルルス初上陸である。このカルルス地区は、ほぼ100%一人の地主さんの土地だそうだ。そして、この地主さんが大手ホテルグループの進出を拒み続けてきたおかげで、現在も自然豊かで静かな温泉地が残されているのである。だから温泉街というより、ひとつの小さな村という感じで、宿は大小あわせて6軒、民家が数軒。

宿選び。カルルスはどの宿でも日帰りを歓迎してくれてるとは思うが、日帰り「大歓迎」の看板に誘われオロフレ荘に決定。人生、歓迎されることはあっても、大歓迎されるのはそうそうない。財布を拾って、心の中で葛藤しながらも、御丁寧に交番に届け、持ち主が見つかり、持ち主から感謝の一報が入る。そして謝礼をもらう。それ位の確率だ。

…。

フロントのおばちゃん AT HOME! 拙者、堅苦しい接客は苦手なので好感度高し。日帰り500円。無料休憩所あり。早速大浴場へGO! タイル張りで見た目銭湯みたいな感じだが、清潔感があってきれいだ。お湯は無色透明、無味、無臭。それが余計銭湯っぽく感じさせる。入る前に、ここは温泉です、と言われなければ温泉だとわかんないかもしれない。入る前に温泉だとわかって入るので、

『あ゛~、気持ちいい~。やっぱ温泉だよなぁ~』

と、なるわけである。800円と10万円のワインを用意してK島なお美に飲ませる。

XX:『まずは800円のワインをどうぞ。』
K島:『ちょっと酸味が強いのかな。でもおいしいわ。』
XX:『では10万円のワインをどうぞ。』
K島:『わぁ。全然違うわ。とってもまろやかだわ。』

実はK島に内緒で、800円と10万円をすり違えていた。あらかじめ800円と言われれば、800円の味がする。10万円と言われれば、10万円の味がする。それと一緒だ。

お湯の話に戻る。よく旅行雑誌とかにラジウムを豊富に含んでるとか書いてるけど、実際は入ってないそうだ。でも偉大な地主さんと宿のスタッフの愛情はたっぷり入ってる。いいこと言うねぇ、拙者。

………。

湯船は4つ、それぞれ温度が違う。湧水を加水することによって調整してるそうだ。湧水なら許される。それと寝湯。寝てみる。適温だ。拙者は長風呂なので4時間くらい寝れそうな雰囲気だった。そして露天風呂。あまり広いとは言えない。内湯の湯船1つ分のスペースを露天にまわせば良かったのかな。周りは塀で囲まれていて、小さなガラスから家屋と高い木が見えるくらい。でも気持ち良かったので ALL OK! いい湯であった。

結局カルルス滞在は2時間程だったので、拙者にとってはまだまだ未知の世界。湯治客に愛されてる理由はお湯だけではなく、独特の気候風土の作用もあるようだ。詳しくは登別カルルス温泉旅館組合でどうぞ。また来るよ、カルルス。SEE YOU!

~備考~
単純温泉
源泉掛け流し(高温時のみ湧水を加水)
登別市カルルス町7

白老牛を食べに白老に行きました。が、某高校野球部の打ち上げで貸切? 貸し切れば飲酒してもチクられることもない…。仕方なくつぼ八白老店へ。無難な食事をする。

店を出る。寒い。ってことで帰りにあったここの温泉に入ることにしました。日帰り入浴初体験です。外観はかなり古い感じがする。利用者は温泉マニア、ライダー、ご近所さんが中心だろうか。

入浴料500円、家族風呂は1200円。この日は家族風呂に。古くさいドアに郵便受けをちょっと大きくしたようなものがあって、向こうからは簡単に覗ける。それは着ていたジャンバーでうまくカバーした。カギもしょぼい。脱衣場は3.5~4畳程度、風呂場も同じくらいだろうか。湯はコーヒー色で割りと熱めの適温。浴槽の角にある岩下からは数分おきにボコボコと湯が出てる。長風呂好きで52℃まで対応可能なzettoだが、あまり長くは入ってられなかった。換気のせいかと思い浴室、脱衣場の窓を開けたが違うようだ。湯の効能だろうか。次来た時は大浴場や露天に入ってじっくり確かめたい。怪しいと思ってたけど以外に名湯かもしれない。

~備考~
ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉
源泉掛け流し
北海道白老郡白老町日の出町1-3-15

渚亭に連泊してきました。今回はJR(Japan Railwayの略)の旅です。札幌駅から函館駅までは4時間程度。指定席にしたけど隣席はないと言われ、通路を挟んでのB席とC席に。結局函館までA席は誰も来なかった。座れば良かったと後悔…。ちなみにzettoの隣のD席は太ったサラリーマンおじさん。終始圧迫感を感じた…。平日の函館行きにこんなに人が乗ってるとは思ってなかった。サラリーマン多し。やはり切符は前もって購入しよう!

苫小牧駅で駅弁を購入。ホッキが有名ですが、購入したのは「いくら丼」と「カニ飯」。zettoはサラリーマンおじさんがいて食べづらく夜食べました…。

もり駅は止まらず通過。いかめしで有名です。zettoは幼少時に食べたことがあり、とてもおいしかったという記憶があります。肉好きで、魚介類の味がまだわからなかった時期の記憶だから味は間違いないでしょう。ちなみにいかめし販売量の90%以上はデパ地下などの物産展らしいです。さよなら「いかめし」。

夕方函館駅に到着し渚亭へ。チェックイン時に最近はやりのWelcome Drink Serviceがある。Self Serviceと同じくらいマイナスなServiceである。良かれと思ってやっていても、余計なお世話だと思う客が多々いるのも事実。もちろん喜ぶ客もいるけどね。同系列のひらふ亭では客室案内すらない。zettoはひらふ派な男だ。さっさと部屋に行きたいのである。

今晩は市街地側の露天風呂付き客室。2名1室1人あたり11,800円。夜入るならこっちがお奨め。若干の夜景と、車が行き交うので動きがある。その反面、民家があったり、通行量もそれなりにあるので身を乗り出して景色を見るのはやめましょう。特に朝とかはモロ見え。そのためか窓は開閉式でした。

客室露天があると大浴場に入るのがおっくうになる。ひらふ亭に行ったときには結局入らなかった…。それをふまえて、最初に入ることにしました。内湯、サウナとこれといって印象はないが、露天風呂は良かったです。目の前は砂浜と津軽海峡。遠くにマグロで有名な青森県の大間がうっすらと見えました。神秘的です。犬を散歩しているおばちゃんを除けば。

夕食はビュッフェ。カニを食べる。カニはズワイです。でもこの日はあまりなかった。明日リベンジすることを心に誓い、牛ステーキと赤ワインで腹と心の隙間を埋めたのでした。

夕食後はビール片手に客室露天三昧です。熱くなればテレビの前へ、冷めてくれば客室露天へ。贅沢ですね~。2月でまだ気温も低いのでかなり良かったです。寝る前には食べてなかったカニ飯もちゃんといただきました。

朝6時、温泉に入らなければ!という夢で起きる。客室露天で過ごす朝は格別である。結局2時間も入ってしまった。朝食はビュッフェ。思ったより人がいる。夕食は部屋食組が多かったのか。席が窓側だったので津軽海峡を一望できた。風呂にいた時はずっと曇ってたので、あまりの快晴ぶりにちょっと驚く。いい旅夢気分ふうに表現すると『青い海と青い空のコントラクションが素敵な1日の始まりを予感させます。かもめ達もそれを祝福してるようです。さぁ、あのかもめ達のように今日はおもいっきり羽を伸ばして、函館ライフを満喫しましょう。』といった感じ。zettoは得意のご飯、納豆、味噌汁をベースに他のおかずをちょこちょこつまみました。

お出かけ。まず赤レンガ倉庫群に行きました。ブラブラしながら函館地ビール、イカの燻製、イカでできているコップを購入。コップは2,3度日本酒を入れて飲んだあと、ふやけてきたら食べるという逸品です。次に日本三大夜景の1つで北海道一の夜景を誇る函館山へ。歩いていたらたまたまロープウェー乗り場があったので行ったんですけどね…。昼でも景色はさすがです。ここで昼食。展望レストランで函館塩ラーメンといか飯をいただきましたが、いか飯はイマイチ。「もり」のいか飯とは全然違いました。従業員もあまりやる気なかったです。

次は五稜郭。まだ雪があって歩く場所は限られてて大変でした。桜の時期か夏に来るべきでしょう。タワーは結構人がいました。函館山に登ったばかりなので感動は薄かったけど、なかなかの景色でした。

ビールを買ってホテルへ。今晩は海側の露天付き客室で、市街地側に比べると3,000円アップになります。暗くなるとほとんど景色は見えないので、明るいうちにたくさん入りましょう。こちらは窓がありませんでした。

夕食ビュッフェ。昨日と違って今日はカニがたくさんあります。身の細いズワイですが関係ありません。dushして奪取。終始カニを食べリベンジ達成です。満腹感というより満足感を味わいました。

夕食後はビール片手にひたすら風呂です。イカのコップも使いました。耐久性はかなりありました。1日結構歩いたのでフットマッサージも受けました。気持ち良かったですが、言葉巧みに延長させられるので注意しましょう。zettoも横の客も『だいぶ凝ってる』と言われ延長しちゃいました。

最終日、また早起きです。日の出を見ながら露天三昧。また2時間は入ったでしょうか…。悔いのないくらい入り、定番のご飯、納豆、味噌汁を食べ、ダメ押しにもう1回入りチェックアウト。朝一でタラバを格安で3杯購入し函館をあとにしました。ちなみにもり駅のいかめしは食べれませんでした…。停車時間短いよ…。イカり心頭。

~備考~
ナトリウム・カルシウム-塩化物泉
源泉を館内で回して放流。加水・加温なし。
北海道函館市湯川町1-2-25

先月、定山渓に泊まったくせに温泉に入らなかったという最悪な事態を踏まえて、客室に露天風呂を備えるひらふ亭に1泊しました。入らなかった最大の理由は、疲れていて風呂場に行くのが面倒くさい。これに尽きます。でもここなら絶対入るでしょ?

ニセコに着いたのは夕方。ひらふ亭はすぐそこだが、それから道を間違えニセコを1周してしまう。でも秘湯っぽいのがたくさんあって感動した。きつねもいた。きつね目なきつねではなく、とても温厚そうな顔をしてた。

4,50分のドライブ後ホテルに到着。本日は1泊2食1名あたり12,285円のプランで、最上階の和洋室をわざわざ指名した。チェックインすると、客室案内などはしない代わりに価格を低く設定してると言われた。いい心掛けだ。なかなかやるじゃん。元々zettoは客室案内は嫌いなので
a stone two birds、すなわち一石二鳥だ。

※一石二鳥
意味:一つのことをして二つのこと(利益)を手に入れること。効果をあげること。
同意語:一挙両得
正しい英語:kill two birds with one stone.

部屋に着いてさっそく露天風呂をチェックする。けして広くはないが、人生初の客室露天風呂に感動する。窓は固定式で上の部分だけガラスが無く、正面には羊蹄山が見える。明るい時に入るのがBestだろう。夜は暗くて特に何も見えない。結局zettoはこの1泊でトータル10時間近くこの露天で過ごした。よい子はマネしないように。ゆでダコになっちゃうぞ。

夕食はビュッフェ。宿泊プランの特典でハーフワインをいただく。天ぷら屋台、寿司屋台、カニなどは季節によってある時と無い時があるそうで、この時はカニ、天ぷら屋台は無かった。寿司は函館直送とか書いてあったが、ネタも少なく味もイマイチ。ビュッフェメニューは50種類くらいあるそうだが、ステーキがおいしかったということ以外あまり印象がない。ひらふ亭のクチコミをいろいろ調べてみても同じような人がたくさんいた。

朝食もビュッフェ。特筆事項なし。別にまずいわけではない。ごく一般的だということだ。夕食にしろ朝食にしろ何か足りない。個性が欲しい。O田裕二やS村太蔵を見習って頑張ってもらいたい。

~備考~
ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉
源泉を館内で回して放流。加水・加温なし。
北海道虻田郡倶知安町字山田204

ペットを連れて3泊4日の旅行に行きました。ペット同伴、直前予約、世間も3連休ということで空いてる宿もほとんどなく、1泊目と3泊目はここに、2泊目はニセコの温泉のない宿に泊まりました。

6時頃チェックイン。夕食はビュッフェなのでdogに夕食を与え会場へ。カニ発見。定番のズワイガニです。ここのは身がきれいに取れとても食べやすい。But,塩気がやたら濃いのがno good。でもzettoにはno problem! Beerで中和すればいいんです。それでいいんです。客が多い中、一番食べたのは間違いないでしょう。安い冷凍ガニだったとしても末端価格に直せば宿泊費以上は食べたはずです。だって好きなものを好きなだけ選べるバイキングスタイルって書いてるんだもん。好きなカニを好きなだけ食べるzettoスタイルは正解です。間違いないのない食事法です。模範解答です。world standardです。

妙に身がきれいに取れたので、ここでズワイガニについてstudyしてみました。新鮮なものは殻に身がしっかり付いててきれいに取れないそうです(カニ専門店談)。するとここのカニ達は新鮮でない?!………。日本で流通しているのはズワイガニ、オオズワイガニ、ベニズワイガニの3種類。高価で一番おいしいのがズワイガニで本ズワイとも呼ばれ、一般的にオスのことを指し、メスはセイコガニと呼ばれるらしい。また、成長過程によっても違う呼び名があるそうです。一方、安価で出回ってるのがベニズワイやオオズワイで、我々が口にしてるのはこれがほとんどだそうです。まぁ、いいや。自分が満足すればいいんです。それでいいんです。エバラ浅漬けの素、それもいいんです。

食後はdogと軽く散歩です。安い発泡酒を買うためにコンビニに行くついでですが…。ペット同伴で外に出る場合は裏口から出ることになってます。何か特別な感じがします。散歩をしてるとおじさん3人組に声をかけられる。

おじさんA:『この辺にラーメン屋さんある?』
おじさんB:『なんか有名なとことかさぁ。』
zetto:『いやぁ、僕も来たばっかりなんでわかんないです。』
おじさんA:『なんだ、地元の人かと思ったぁ。』

犬を散歩してると地元人に見えるってのはよくわかる。こっちだって温泉街に住みたいよ。ちなみに定山渓には3万円台のアパートがいくつかあった。当たり前だが温泉はついてない。足湯と日帰り入浴だけでも十分贅沢ってもんだ。リッチな人には温泉付きマンションもある。最近はボーリング技術の発達により都市圏にも数多く見られるけど、万が一温泉資源が枯れた場合不動産価値は急激に下がるんだろうね。地盤沈下も心配だ。今のところzettoには無関係な話ではあるが…。

ホテル帰って風呂に入る。風呂は1Fと2Fにあり、午後10時前後で男女入れ替えになる。zettoが入った時は2Fで露天風呂が広いほうでした。他の客によると1F露天の4倍くらい広いそうです。その客が上がると貸切状態になったので泳いでみる。泳ぎの苦手なzettoは端から端まで泳げなかった。海で溺れた者が何とか岸に辿り着くかのように端に漂着する。寝湯がある。露天に寝湯は贅沢である。疲れて寝湯に浸かる。星空がきれいだと思った瞬間

神:『Welcome to the spa paradise!』
z:『はっ…』
神:『略してスパラ。』

湯の神は、そう言い残し北斗七星の中の一番ケツの星へ姿を消した。湯の神は溺れてるzettoを心配して地球上の日本国北海道札幌市定山渓まで駆けつけてくれたのだ。ただ来るのが8秒くらい遅く、すでにzettoが平然としていたため、照れ隠しのような感じでそう言ったのだろう。湯の神はいつでもzettoを見守っててくれてるんだと安心し風呂場を出ました。

結局風呂に浸かったのはこの1回だけ。3泊目に来た時なんて部屋のシャワーで済ませ、温泉には1回も入ってないという信じられない記録も残ってます。温泉宿に宿泊して温泉に入らないなんて有り得ないですよね。まぁその分カニで取り戻したので良しとしましょう。今後このような事がないよう湯の神に誓い、定山渓をあとにしました。

~備考~
ナトリウム-塩化物泉
加水・加温・循環
北海道札幌市南区定山渓温泉東4-328

ペット同伴で宿泊しました。旧館の部屋で、料金は2名1室で1人あたり10、550円。いろいろあって宿に到着したのは8時半近く。その間、宿から2度ほど電話を頂きました。申し訳ないです。

時間が時間だけに、着いたら早速夕食です。案内されたのは、お食事処「仙食庵」。お洒落な居酒屋風の雰囲気でとても落ち着けます。zettoはお子様なので、好きなものを好きなだけ食べられるビュッフェスタイルが好きですが、やっぱり全然違いますね。Delicious! 一品一品運ばれてくるのもso goodです。

食事の直前直後は入浴を避けましょう。ってことで、一休みして風呂場へ。風呂で酒を飲む人間が言う言葉ではないですが…。

風呂場は8Fにあり、2004年にリニューアルしたということできれいです。泉温がかなり高いために加水はしてますが、循環なしの掛け流しです。この時の入浴者はライダー2人組だけ(会話から推測)。露天で何故かフォークソングを唄ってました。彼らが出たら露天に入ろうと思い、内湯でまったりすることに。内湯は適温とかなり熱めの2つあります。適温に5分浸かったあと熱めに50分。汗ダラダラです。その浴槽だけ泉質が変わりそうな勢い。でもナトリウム-塩化物泉ならそんなに成分は変わらないでしょう。しかも掛け流しですから。

ちょうど1時間、彼らが出てきた。というかそのまま風呂場を出てった。風呂場に1人。とりあえず泳ぐ。平泳ぎで2往復。それから露天へ。

ここだけ古い。古いというか意図的な演出か。モダンな内湯とは一味違う。湯もぬるい。加水し過ぎか、熱い湯に慣れたzettoが麻痺してるのか。眺望はホテルみたいな建物と森。夜は眺望より湯の質を楽しめということだ。その後20分湯の質を楽しみ、内湯を泳ぎ風呂場を出た。

朝wake upしたのが9時。朝飯に間に合わず。普段朝飯を食わないくせに、妙にがっかりする。きっと朝飯もうまいんだろう…。そう思いつつ、犬だけが飯を食ってチェックアウトしたのでした。

~備考~
ナトリウム-塩化物泉
加水して掛け流し
北海道札幌市南区定山渓温泉西4-353

ワンちゃんと一緒プランでここに連泊しました。1室2名で1人あたり9,600円。大人になってプライベートで温泉旅行をしたのは実はこれが初めて。何故かというと、家に風呂があるのに、わざわざ出掛けて知らない人と風呂に入るメリットがよくわからなかったからです。

昼頃出発。途中、大滝村(2006/03伊達市に編入合併)の三階滝公園でトイレタイム。ここで家に財布を忘れてきたことに気付く。return to my home。財布は玄関に転がってた。忘れ物のないように、かばんと財布を玄関に置いといたのだが、かばんだけ持って安心して出てきたのだ。意味がない。

再び洞爺湖を目指す。ホテルに着いたのは午後4時頃。犬好きな副社長が歓迎してくれた。建物は古いがアットホームな感じが良い。部屋からは洞爺湖を一望できる。素晴らしい眺めだ。思わず息を呑む。そしてビールも飲む。

夕食は部屋食。犬連れにはいいことだ。ただ、羨ましそうに見つめる犬の視線には困るが。確かカニ君とマグロ君が犬の胃袋に吸い込まれていったと記憶している。でも料理はそれなりにおいしかった。何だか小学生の時の修学旅行を思い出す。振り返ればあれも洞爺湖温泉だった。ホテルの廊下のトイレで100円の缶ビールを飲んだ記憶がある。中学の時は親友のM君とケンカをしていて、たまたま同じ班になり、青森で和解の祝杯を挙げた記憶がある。高校の時は夜中に厨房から瓶ビールを盗んできて宴会をした記憶がある。大学の時は、宴会後、誰かが払うと思い居酒屋を出ると誰も払ってなかったという記憶(記録?)がある。それもこれもいい思い出だ。要は「酒は飲んでも飲まれるな」ということだ。??

風呂場は1Fにある。浴室に入るとまず岩風呂があり、さらに横の階段を上がるとガラス張りで湖が見える浴槽がある。以前は入浴しながらでも湖が見えたそうだが、現在は下半分がくもりガラスになっているので立ち上がらないと湖が見えない。残念だ。まぁ遊歩道から丸見えなので仕方のないことですが。

つまらないので露天風呂へ。うっ、狭い。狭すぎる。というかめちゃくちゃ圧迫感がある。元々ここは混浴だったそうだ。しかもそんなに古い話ではない。それを半分に仕切ったらしい。でも逆に仕切ってあって良かった。唯一の露天がこんなに狭くて混浴だとかなり入りづらい。そう考えるとこれも仕方ない。もちろん立ち上がらないと湖は見えない。

眺望は期待できないので、純粋に湯を楽しむ。洞爺湖温泉は洞爺湖温泉利用協同組合というところで一括管理されていて、10本以上の源泉をブレンドして各施設に分配しているそうだ。この宿ではそれを掛け流しして使ってる。なんか贅沢な湯だ。

20:45になると名物のflower fire、そう!花火です。さすがにここの風呂場から見るには厳しいので、ベランダでビールを飲みながら見ました。犬はビビッてるようでしたが…。

※花火の正しい英語:fireworks

そんなワンちゃんには玄関横の犬専用足湯に入れてあげましょう。道内初だそうです。とてもリラックスしていました。こんな表情を見るのは初めてです。…。うそです。水嫌いなんで…。そのうち温泉の良さをunderstandしてくれると思うんですが。

朝食も部屋食です。健康的で一般的な日本の朝食だ。朝の味噌汁は体に染み渡ります。

2泊目もこんな感じです。食事メニューは違いますが。

最後に、ワンコと訪れた場所と感想を。

噴火湾展望公園
豊浦町にある。高さ20mの展望台からは太平洋(噴火湾)が一望でき感動したが客は皆無。当然エレベータガールもいないし、ペット禁止とも書いてないので一緒にエレベータに乗り、景色を見て静かな時間を過ごした。人がいない町。とにかく静かな町だ。

道の駅「そうべつサムズ」
横にある焼肉屋で昼食を食べようと思ったが、my dogは車で留守番させると吠えるクセがあるので断念。結局1時間近く駐車場で過ごした。旅を重ねるごとにmy dogも慣れるだろう。

昭和新山
食堂やお土産屋が並んでた。ここで適当に昼食を済ます。噴火さえしなければ犬の散歩にはうってつけな場所。ロープウェーには乗れなかったので、ペット可の熊牧場を見学。観光客多し。

サイロ展望台
湖畔を回っていたら偶然見つけたドライブイン。景色も素晴らしく、洞爺湖を見下ろせる。ヘリコプターでのスカイクルージングも可能。

有珠海水浴場
伊達市のホームページの写真を見ると大混雑。でもこの時の客は3組ほど。快晴の7月末なのにガラガラ。夏休み中の子供達が遊んでても不思議ないのだが…。海の家は2店舗だけ開いていて、焼きイカなどを食す。4時過ぎには誰もいなくなった。お日様はまだ高い。ここはホントに北の湘南なんだろうか?

初めての温泉旅行andペット旅行。あっと言う間に終わった。温泉、洞爺湖、太平洋、そして北の湘南。どれも忘れることはないだろう。次はあなたの街に出没するかも。

~備考~
ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩・炭酸水素塩泉
掛け流し
組合の貯湯槽の衛生管理のため、保健所の指導の下、一度熱処理(加温)。
北海道虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉6

PR [ [PR]
][ 忍者ブログ